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-日経新聞 朝刊  2008(H20)年2月10日 掲載より引用-



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-読売新聞 夕刊  2007(H19)年9月6日 掲載より引用-




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-西日本新聞 朝刊  2006(H18)年12月17日 掲載より引用-





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-朝日新聞 朝刊  2006(H18)年12月18日 掲載より引用-





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-読売新聞 朝刊  2006(H18)年12月18日 掲載より引用-



「体は楽器」音楽教科書に
久留米の教諭発案
ボディパーカッション

体を打楽器に見立てた「ボディパーカッション」と呼ぱれるリズム学習が今春から、小学三年生向けの音楽の教科書に登場する。
発案したのは福岡県久留米市の荒木小教諭山田俊之さん(50)。手をたたいたり足を踏み鳴らしたりしてリズムを刻む方法は、耳が不自由な児童にも受け入れやすく、全国に広がっている。
山田さんは「障害のある子どもたちも一緒に楽しめる教材に育ってほしい」と喜んでいる
 同市の大橋小で4年生を担当していた山田さんが1986年、授業に集中できない男児に「体で表現することの楽しさを伝えたい」とリズム遊びを始めたのがきっかけ。始めてみると男児の目の色が変わり、歌や楽器が苦手な子どもたちも喜んで参加してくれた。
 今では聾学校や福祉施設、病院などにも取り組みの輪が広がっている。
 山田さんが”作曲”を手がけたレパートリーは60曲。校外活動として発足させたクラブの教え子たちはNHK交響楽団やアフリカの太鼓グループとの共演も経験した。
 山田さん執筆の入門書を読んだ教科書出版会社「教育出版」(東京)の担当者が「なじみやすく、リズム感を身に着けるには格好の教材」と判断。地元の花火大会をイメージとして作り、前任地の養護学校でも好評だった「花火」の採用が決まった。
 教科書では、リズムとともに「ひざうち」「手をうって、りょう手を上げる」「少しずつこしをおとしながら、あつまっていく」など具体的な説明が加えられている。

-読売新聞 朝刊  2005(H17)年1月20日 掲載より引用-


体を打楽器に「ボディ音楽」
久留米の小学校教諭が考案
N響と共演、聴衆魅了

 ボディパーカッション−。福岡県久留米市の荒木小学校教諭、山田俊之さん(46)が始めたリズム教育が注目を集めている。手拍子に足踏み、ひざ打ち……。その名の通り、体を打楽器代わりにした楽しい音の世界だ。子供たちの演奏によるコンサートが開かれたり、音楽療法に用いられたり、一つの音楽ジャンルとして確立されつつある。【小川敏之、写真も】

 昨年12月11日、久留米市の石橋文化ホール。山田さんが指導する「ボディパーカッションクラブ」の小中高校生23人がNHK交響楽団と共演した。ラベルの「ポレロ」やハチャトリアンの「剣の舞」などクラシック8曲を披露。メロヂィーに合わせて時に激しく、時には優しく、子供たちの手足や体から生まれる音とリズムは約1000人の聴衆を魅了した。
 タップダンス的要素も感じられるが、共演のN響第ーコンサートマスター、篠崎史紀さんは「一つのジャンルとして確立していて、音楽の原点という感じ」と評した。
 山田さんがポディパーカッションを考案したのは15年前。当時、授業に集中できない児童がいた。何とか授業に引きつけることは出来ないか。指導法に頭を悩ましていたところ、その児童が校内放送の音楽を聞きながら体でリズムを取っている姿が目に入った。「音楽を取り入れたら」。学生時代にドラムをしていた経験から思い付いたのが、手やひざをたたいたり、足踏みしたりしてリズムを刻むことだった。
 ハンカチを掲げている間は手をたたくなど、最初は遊び感覚。反応は予想以上で、どの児童も真剣な表情でリズムを取った。教室を3パートに分け、異なる手のたたき方で合奏したりして形を作った。「ポディパーカッションを始めたら子供たちの表憎が変わり、集中度が高まった」と山田さんは振り返る。
 教室のリズム遊びから始まったボディパーカッション。口コミや教育発表会などを通じて徐々に広がり、障書児教育に用いられ、精神医療の音楽療法に取り入れる病院も出てきた。
 障害者教育では、山田さん自身が昨春まで在籍した養護学校で取り組んだ。障害の種類や程度がまちまちで「音がなかなかそろわなかった」(山田さん)が、それでも文化祭では見事な演奏を披露し、父母や学校関係者を驚かせたという。
 リズム教育はヨーロッパのリトミックなどの先例がある。坪能由紀子・高知大教授(音楽教育学)は「手拍子や足踏みは新しくはないが、山田先生はそれを独立した形で発達させた。楽器は自分と遊離して音が出るが、ボディパーカションは自分自身から音が出て子供たちが生き生きしている」と話す。来年度は小学校の音楽教材に採用されるなど確実に広がっている。
 ボディパーカッションは誰でも出来る音楽。今度はニューヨーク公演でもして世界の子供たちにも広めたい」。山田さんの夢は広がる。
やってみよう!ボディパーカッション 譜面=写真は4拍子で3パート用。

タンでたたいてウンで休み。Bのタタは8分音符で1拍の間に2度打つ。まず@が4回繰り返して同じようにA、続いてBと次第に音を重ねる。手拍子が重なり合えば、見事なボヂィパーカッション。10月、広島県である「スポレク広島2002」の開会式で「(参加者)5万人のボヂィパーカッション」が計画されている。

-毎日新聞 夕刊 「YOU館」 2002(H14)年1月7日 掲載より引用-

体は立派な「楽器」です
音楽の楽しさ広めたい

久留米聾(ろう)学校で出張授業をしてるんですが、最初のころの、私がつくったオリジナル曲「ダンシングフォールズ」を練習していたときです。
この曲は滝をイメージして体を上下に動かし、手拍子をたたく、動きの大きな曲。
生徒たちが体でリズムを感じながら、手をパチパチとたたいて演奏するうち、ふと周りの保護者達を見ると、みんな涙を流しているではないですか。
「耳が不自由でもこんな立派な演奏ができるんだ」「心から音楽を楽しんでいる」と感動してたんです。

「体のすべてが楽器」が私たちの合言葉。特別な楽器も技術もいらない。だれもがすぐに楽しめる音楽なんです。
聾学校の生徒たちが楽しむ姿は、ボディパーカッションの意義が一番現れた瞬間だと思います。

ボディパーカッションを、障害者や高齢者、音楽を苦手だと敬遠している人に
「音楽ってなんて楽しいんだ」と実感してもらうきっかけにしたいんです。

-西日本新聞 朝刊 1998(H10)/7/25掲載-

養護教育にボディパーカッション
心の支えに音楽を

「体をたたく」という一見、単純そうな動作が「持って生まれたリズム感を呼び覚まし、いつの間にかノッてくる」。 たたく場所で音は変わるし、同じ場所でも、人によって違った音が出る。違いがあるからこそ、「自分の体で表現する楽しさがある」、 とボディパーカッションの魅力を語る(中略)

養護教育に「ボディパーカッション」を取り入れたくて、今年4月久留米養護学校に希望して赴任した。 一つの動作でも何回も繰り返して教えなければならず、苦労は尽きない。「健常者に比べて、感情がむき出し。心から楽しんでいる様子が分かるんですよ」と、 効果にうれしそう。

「音楽の楽しさを伝えることで、子供たちの支えになりたい、と思い始めたんです」と山田さん。

障害者は音楽に親しむ機会も少ないけれど、
ボディパーカッションなら楽しめるし、なにより一人一人が主役になれるでしょう

-毎日新聞 掲載-

体は楽器 手叩け足鳴らせ
「ボディパーカッション」、子供たちと熱演

 昨年の暮れ、渋谷の街に、ラジカセを置いてブレークダンスの練習をしている3人の若者がいた。 私と二十人ほどの子供たちは、彼らの軽やかな動きがやむと思わず拍手を送った。 「お礼に演奏しようか」と私は言った。子供たちは「やりたーい」と答え、「ダンシング・フォールズ(踊る滝)」 という曲を披露した。今度は若者たちが「すごーい」と手を叩いてくれた。 ジャンルも年齢も超えて、こんな交歓ができたのも私と子供たちが夢中になっている「ボディパーカッション」 のおかげだ。(中略)

 ボディパーカッションは、体が楽器だ。言葉はいらない。音符を読めなくてもいい。特別な技術も必要ない。 手や足を叩く。足を鳴らす。そうして出た音が音楽を紡む。タン、タン、タタン。タタタン、タタタン。 子供たちが列を作り、グループごとに違ったリズムを追い掛けながら、音を重ねる。ドン、ドン、ドドンと足踏みが加わり、 様々な響きが複雑な共鳴を生む。(中略)

音楽は感動だ。その感動を呼ぶのに楽器が必要とは限らない

-日本経済新聞 朝刊 1998(H10)/2/3掲載-


 体全体を打楽器(パーカッション)にして、胸や腹をたたいたり、 手拍子などでリズムを奏でる「ボディーパーカッション」という音楽がある。 福岡県久留米市の小学校教諭が発案し、小、中学生の 「久留米ボディーパーカッションクラブ」が約一年半前から演奏活動を続けている。
テレビで全国放映されて反響を呼び、近く、指導方法を解説した「教則ビデオ」も出すことになった。 自閉症の子供が興味を示すなど、体の刺激による心理的な効果も注目され始め、手拍子の輪が広がっている。

合い言葉は「体がすべて楽器です」

−朝日新聞1995年(平成7年)12月27日掲載−

体を打楽器に楽しい音演出

 おなかをたたき、足を踏み鳴らす……。自分の体を打楽器代わりにして演奏する 「ボディーパーカッション」を発案。近く小中学生を会員にクラブを発足させる。 小学校5年生の時、鼓笛隊で小太鼓をたたいて以来、打楽器にこだわってきた。 (中略)
 学生時代はバンドでドラムを担当し、テレビの音楽番組にも出演した。「音楽は苦 しい時に自分を励まし、楽しい時は2倍にしてくれます。」 これまでも、地元で子供たちのために各種のコンサートを定期的に開催、久留米 の「音楽文化」にかかわってきた。 趣味は読書。「とくに『人に優しく、自分に厳しく』と説く孔子に共感を覚えま す」。相手を気遣った言葉遣いや物腰は、子供に対しても同じ。体から優しさがあ ふれている。家庭以外ではほとんどネクタイ姿というスタイルも、山ちゃん流の気 配りの表われだ。

「将来は外国で、クラブコンサートを開きたい。音楽は万国共通です」

-読売新聞 夕刊 1994(H6)/5/29掲載-


日経新聞 英語版


「小児歯科臨床」